読書会 「具体と抽象」細谷 功著・1回目

読書会 福本塾 あさひデザインワークス

福本塾のテーマは「具体と抽象」世界が変わって見える知性の仕組みです。

テーマ:「具体と抽象」世界が変わって見える知性の仕組み 一秒漫画
著者:細谷 功(ほそや いさお)
主催:合同会社発想法研究所
(別称:cultivate.press)
チーム:福本塾
日時:2025年1月16日(木曜日)1回目
時間:10:00-11:50

「具体と抽象」世界が変わって見える知性の仕組み1回目のスタートです・。

世の中は、「具体と抽象」という対立概念から成り立っています。
・具体⇒わかりやすい
・抽象⇒わかりにくい

 序章 抽象化なくして生きられない

 第1章 数と言葉
人間の頭はどこがすごいのか
 人間が動物と異なっている点は、「数」と「言葉」を自由に操れそれによって知識を蓄積し、体系的な理論として構築し、再現可能にすることで様々な「道具」を発展させ活用できるようになった・。

 その中でも人間「すごさ」を最も象徴的なのが「抽象化」です・。

 第2章 デフォルメ
すぐれた物まねや似顔絵とは

 「抽象化」とは一言で言えば、「枝葉を切り捨てて幹をみること」です・。(つまり、特徴を抽出することです)
「細部を切り捨てて特徴を抽出する」といえば、「似顔絵」を思い起こします・。

 例えば、そのまま「そっくり」に描く写実的(具体レベルで似ている)と、どこか似ているのかわからないのに似ている「特徴がデフォルメされて抽象化」されているものがあります・。

 第3章 精神世界と物理世界
言葉には二つずつ意味がある

 この章では、目に見える物理的世界で用いられる場合と、比喩として精神世界で用いられる二通りの使い道があります・。

 私達が「楽しんだり」「悲しんだり」「悩んだり」するのは、良くも悪くも「抽象化」という行為のおかげといえます・。(人間の精神世界が何十倍にも広がっている)

 第4章 法則とパターン認識
・・を聞いて十を知る

 抽象化の最大のメリットは、複数のものを共通の特徴を以ってグルーピング化して同じと見なすこと・。

 一つの事象における「学び」を他の場面でも適用することが可能になること・。
つまり、「一を聞いて十を知る」(実際、十でも百でも可能です・)
 「抽象化」なくして科学や人類の発展もなかったといえます・。

 第5章 関係性と構造
図解の目的は何か

「関係性と構造」という側面から見ると・・
 具体レベルは、基本的に「個別・バラバラ」の世界。(一つ一つの事象を個別に扱うのが具体)
 抽象レベルは、それらをまとめて「関係性」や「構造」として扱うことです・。

 「関係性」とは、一般的に目に見えないと言う特徴を持ち、「相対的なつながり」を表現することです・。
 「構造」とは、二者以上の「関係性」のセットしたもので「関係性を抽象化」して考えることを指します・。

次回の読書会は、2月14日(金)10:00-11:30頃となります。
・p40 「第6章 往復運動 たとえ話の成否は何で決まるか」からです・・。

 「抽象化」(グルーピング)の参考資料として「発想法」(パンフレット)で演習することになりました・!

SDGsの取り組み

目標 4 質の高い教育をみんなに
目標12 つくる責任つかう責任
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
をメインにサポート業務に取り組みます・・。

(2024年度 SDGsの取り組み)

株式会社あさひデザインワークスは「前橋SDGsパートナー」に登録されました。
(登録番号:109)

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